朝の境内の散策がひと段落して道しるべに従って帰路に着こうと駐車場へ向かっていたところ、どうしても気になるモノがあとひとつだけ。水子地蔵さまを囲む狭い水路のような手水舎には、いつも印象的な色彩が映り込んでるんですよね。しゃがみ込んで一心不乱にファインダーを覗き込んでいると、「なんかおるんですか?」などと尋ねられるのも当然の成り行きなのですが、「水に映ってる色がね、綺麗なんですよぉ。」と、液晶モニターをチラッと見せてあげることができるのはデジタルカメラのいいところですよね。「よう見つけるもんじゃ。感心すらい。」なんてお褒めのお言葉を頂いたところで、「ん?あの手押し車のおばちゃん、以前どこかで・・・」と拙い記憶を辿ってみるとこの日にも同じように談笑していたことを思い出しました。となれば、さらなる再会の日が楽しみになるのですが、”季節が変わった頃にまたこの場所で”というのはいかがですかね?