千切れる雲と背徳感と

出窓から眺めた雲が無性に撮りたくなってそそくさとハスラーを走らせたある日の夕刻。海岸沿いの工業団地に迷い込んでよろよろと彷徨い歩く様は、側から見ればまるで不審者のよう。実際、散歩中の老夫婦やジョギング中のお兄さんからは奇 […]

振り向くと夏の絶景

夏が薫る田舎道をひたすら歩いて、吹き出す汗を拭いながら振り向いた先には夏の絶景。海の青は空の色を吸い込んでさらに青く、稲の緑は太陽の光に輝いて目にも鮮やかなコントラストを作り出すのでした。そして、ワタシの後ろを歩いていた […]

やわらかな夕空と夏草のささやき

夕刻にハスラーを走らせて空がよく見える場所へと向かったのは、出窓から眺めた西の空が素敵だったから。土手沿いの空き地にクルマを停めて、ふと見上げた景色がもうすでに「撮りたかった空風景」なのでした。やさしく染まる空に浮かぶの […]

踏切、夏映え

クネクネと山道を走った後、穏やかな坂道を下るとそこには踏切のある夏の風景があったのです。実はこの場所も一年前に仕舞い込んだ記憶の中に封印されていたロケーションだったのですが、ワタシのイメージの中では夕暮れ時に撮影してみた […]

襲われる感覚

心に触れた風景を無事にカメラに収めてホッとしたのも束の間、ふと見上げた空には雲の怪物。咄嗟にカメラを構えて、襲われる既(すんで)のところで確保したのですが、気づくのがもう少し遅かったならばやられていたかもしれませんね。と […]