朝の光に照らされて

「早起きは三文の徳」ではないけれど、早朝にカメラをお供に散歩などを嗜むと、いい写真をゲットする確率は確かに上がるような気がします。清々しい空気にドラマを演出する印象的な光。花びらに朝露なんかが寄り添っていると最高なのです...

深く深く

適当にしゃがんで適当にレンズを向けて、ピントリングをグリグリして見つけた官能的な曲線と淡い色彩。それが、深く深く潜り込んで何が何やらわからなくなった顛末の一枚。

ちらりずむ

雪のように白いシクラメンの前ぼけを掻き分けて、ちらりと見える淡い色気を探す幸せ。構えて眺めて、ズラして覗いて。そんなことを幾度か繰り返して探し当てたのは、ほんのりピンクが印象的なシクラメンのあの部分。

迷い込んでマクロの世界

結局、高まる気持ちは小雨が交じる空模様にも萎えることはなく、ハウスの中での一時間はあっという間に過ぎたのでした。昼の休憩から戻ってきた職員さんが扉を開ける音でハッと我に返るわけですが、こんなに集中して撮影したのは久しぶり...

出窓の赤と高まる気持ち

また2月がやってきて、撮りたくなるのはシクラメンの赤。とはいえ、郊外の温室まではなかなかに足が向かないということで、この季節には必ず出窓に飾ってある鉢植えのシクラメンを。などとカシャカシャやっていると、次の休日にでも郊外...

飽きない曲線

何はともあれ、彼岸花の曲線にぐぐっと寄る楽しみは格別なのですよ。ピントリングをぐりぐりとやる度に曲線の景色が変化して、それはもう延々とシャターボタンを押せないかと思うほど。と、毎年のようにそんなことをやっているのに、やっ...