太陽が沈んだあとの棚田。ベテランカメラマンが去ってしまうと、そこにはワタシとカエルさんのたったふたりだけ。静かに冷え込んできた瀬戸の風に半袖のシャツは少し心細かったのですが、その寒さと引き換えに待っていたのがこの時間。夕焼けの熱っぽさをゆっくりと手放しながら、空は群青へ、水鏡は蒼へ。そして、波の音も、遠くの気配も、言葉さえも少しずつ遠ざかる感覚。世界の音量が下がる頃、そこには魔法みたいな色彩だけが残っていたのでした。
Posted inTwilight
世界の音量が下がる頃

Weekend Wonderland

太陽が沈んだあとの棚田。ベテランカメラマンが去ってしまうと、そこにはワタシとカエルさんのたったふたりだけ。静かに冷え込んできた瀬戸の風に半袖のシャツは少し心細かったのですが、その寒さと引き換えに待っていたのがこの時間。夕焼けの熱っぽさをゆっくりと手放しながら、空は群青へ、水鏡は蒼へ。そして、波の音も、遠くの気配も、言葉さえも少しずつ遠ざかる感覚。世界の音量が下がる頃、そこには魔法みたいな色彩だけが残っていたのでした。