逆さの欄干

逆さの欄干

夕暮れの色が訪れるまでの隙間の時間。手持ち無沙汰だったワタシを楽しませてくれたのは、海面に映る鮮やかなな色彩だったのです。欄干がさざ波のたびに輪郭を失って、黄と黒が波とシンクロする風景。まっすぐなはずの線が水の上で従順に揺れて、逆さまの姿のまま揺らぐおもしろさ。一度として同じ形がないその風景に、シャッターを切る指が止まらなかったのでした。

Comments

No comments yet. Why don’t you start the discussion?

コメントを残す