川鵜の気遣い

川鵜の気遣い

「今日は撮れるかな?」 そんな期待を胸に訪れた、お気に入りの港。けれど、待ち焦がれていた白鷺や青鷺の姿は、どこにも見当たりません。水面に散る光ばかりが、何事もなかったようにきらきらと。そんなワタシを気の毒に思ったのか、船の上には一羽の川鵜。いつになく凛とした佇まいで、こちらに向かってポーズを決めてくれていたのです。お目当てには会えなかったけれど、こんなふうに慰められてしまうと、今まで以上にこの港が好きになってしまうじゃないですか。

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