仕事帰りに見えた西の空がやけに意味深に感じた日に、カエルさんを誘って夕景の散策へ。台風一過、雨上がりの日ということで大きな水溜りに夕空のリフレクションを狙っていたのですが、期待して訪れた場所には期待ハズレの風景。「あれ?雨、かなり激しく降ったよね?」と水溜りが見当たらない理由を考えながら辿り着いたのは、困ったときにお世話になる河口の土手の上。コントラストな雲にシックな色合いが馴染む情景がやけに叙情的で、少しひんやりとした風に乗る虫の音は、秋の訪れを絶妙に演出するのでした。それにしても、いい色の空ですねぇ。