鈍った目にはちょうどいい

鈍った目にはちょうどいい

「あと2〜3日もしたら、綺麗に咲くと思うんやけどな。」 日没が迫る郊外の田んぼでカエルさんと二人、花火以来の撮影はリハビリがてら。犬の散歩の御婦人にそう声を掛けられて、眺める景色には、確かに赤が少なめ。けれど、そのほうがいいと思ったのは、目も指先もまだ眠ったままだと感じていたから。準備が整わないのはワタシのほうで、被写体が本気で咲き誇っていたなら、きっと追いつかなかったと思うのです。

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