足らない

足らない

お気に入りの港へ野鳥を撮りに出かけたときのこと。船の間を覗けば、白い姿がひとつ。その姿を追っていくと、またひとつ。その先にも、またひとつ。思いのほか、いる。いや、かなりいる。なのに、どうにも思うように撮れないのは、何かが足りないから。白鷺が足りないのか。夕暮れの色が足りないのか。いや、足りなかったのは焦点距離なのでした。こんなにいるのは珍しいのに。

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