緑の汀

緑の汀

水草なのか、藻なのか。水面を草原に変える緑に枯れ木は立って、落ちる影の情感は、ワタシの足を留めるに十分なものだったのです。背筋を伸ばして、誇らしげ。枯木のそんな佇まいに、心を奪われることひとしきり。緑の汀は、静かに夏を始めていたのです。

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