夏の絶景を求め歩いた田舎道。距離的にはいうほどでもないのですが、撮っては歩き撮っては歩きを繰り返していると、時間だけはあっという間に過ぎているわけです。しかもこの炎天下、無限に流れる汗に体力と精神力を奪われて、ワタシとカエルさんは限界モード。カラッカラの喉を少しばかりでも潤せたならちょっとは足取りも軽くなるのでしょうが、自販機もなければ持ち合わせの水分もないというのが現実。ということで、少し急な坂道の手前で引き返すことにしたのですが、目前に広がる稲の緑に心奪われて、またここで少しばかりの体力を浪費することになったわけです。とはいえ、あまりに煌びやかな緑色を眺めていると、なぜか風鈴の音色が脳内再生されて、不思議と涼を感じたり。