2024
26
Aug

Photograph, Sky, Twilight

欠けていたもの

いつもより少し遅めに帰省したカエルさんの実家での夕刻は、夕飯を後回しにして夕景鑑賞会を優先するといういつものパターン。「よさそうだったらLINEしてー」というカエルさんに先んじて陣取ったいつもの場所に三脚を立てて、とりあえずはiPhoneで一枚、そして送信。となれば、しばらくして背後からカエルさんが登場するのはいつものこと。ただ、いつもと少し違っていたのは、ヒグラシの声が聞こえなかったことと、ほとんど蚊に刺されなかったことでしょうか。後者は歓迎しないはずはないのですが、田舎の夏の夕景に一番欠けて欲しくないものが欠けていたというのは甚だ残念で。