時間は少し巻き戻って、浄瑠璃寺で紫陽花を楽しんだ日のこと。カエルさんが道端でしゃがんでいる姿を遠巻きに確認はしていたのですが、てっきり紫陽花でも撮っていると思ってたんですよね。けれど、なかなかその場所から離れないのを不思議に思ってちょっと様子を見に行ってみると、カエルさんがカメラを向けていたのは間違いなく紫陽花だったのですが、よくよく見てみると紫陽花の上には来客あり。「ピントがね、全然合わんのよ。真ん中の□が赤いままで緑にならん。」「あー、それ近づきすぎだから。もうちょい離れないとピント合わないよ。」「あ、そういうこと?」「ちなみに、ズームもできるよ。」「ん?どうやる?」と、なかなかシャッターが押せなかった理由はコレだったのですが、せっかくポーズを決めているのにカメラのレクチャーが始まってしまうとはカマキリの子にとっては迷惑な話ですよね。結局、カエルさんが撮ったものはまだ見ていないのですが、とりあえずは自前で撮った一枚を。とはいえ、マクロレンズをお留守番させていたワタシも、DP2でのピント合わせに四苦八苦したクチなのですが。