秋晴れの休日に出掛けたのは、郊外にある小さなコスモス畑。けれど、目的地へ近づくにつれ陽射しは少しずつ弱まって、やがて雲の向こうへ。到着した頃には、太陽はすっかりその姿を隠してしまっていたのでした。光を失った花畑で静かに揺れる、淡い紅と白。思い描いていた景色とは少し違っていたのだけれど、それもまた秋のひとつの表情として。そして、そんな風景をファインダー越しに眺めながら、ふと空を見上げる。それは、もう一度あの光に逢えることを、心のどこかで待っていたから。
光の行方

Weekend Wonderland