夕空の残響

夕空の残響

綺麗に焼けた空の色がわずかに残るブルーアワーの境界線。夜に消えゆくその空を花火の閃光が照らすと、一瞬だけ呼び戻される夕空の記憶。花火を撮りにきたと言いながら、その心は直前に焼けた空の余韻に取り憑かれたまま。花火は夜を彩り、夕空は静かに夜へ溶けていく。ほんのわずかな時間だけ実現する、夕暮れと花火の共演ドラマ。その境界線に立ち会えたことが、この夜いちばんの収穫だったと思うのです。

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