それにしても、ここまでタイミングがバッチリなのは久しぶりでしたね。遅いか早いか。ここ数年はそのどちらかを繰り返して、ちょうどいい頃合いに立ち会えてなかったですからね。正面の石段から右に逸れたところにあるカエデの樹はわりと気難しい性格で、その美しい姿を見るためにはドンピシャのタイミングで訪れることを要求されるのですが、今年はどうやらそのミッションをクリアできたようです。黄金色に染まったカエデの葉に包まれて、その景色はどちらを向いてもフォトジェニック。その美しさといえば、どのアングルで切り取っても間違いはないと思える素晴らしさなのでした。