2025
9
Jun

Nature, Photograph

通り過ぎたせいで

そういえば、山の高台の棚田へ向かう道すがら、西陽に照らされて輝く麦畑を目にして心をグッと掴まれたんですよね。普段のワタシなら緊急停車して撮影しているハズなんですけど、そのときは何故かそのまま通り過ぎてしまったわけです。そのことがずっと引っ掛かっているのか、再現像シリーズとしてハードディスクの奥底から引っ張ってきたのはこの風景。12年ほど前に撮ったものなのですが、この頃の数年は麦畑が黄金色に染まる光景に執心だったような気がします。そして、来年こそは今年逃したあの風景を・・・と、強くそう思うのです。