2025
13
Jun

Photograph, Twilight

傾いた電柱の存在感

棚田再訪は前回の記事から時間は少し遡って、傾きかけた太陽がホワイトバランスを崩し始めた頃。海が一番近くに見える場所に陣取って、空と潮目のグラデーションに棚田のリフレクションが映える構図を模索するひととき。ああでもないこうでもないと悩んだ結果に辿り着いた答えは、絶妙に傾いた電柱がその存在感を放つ一枚。淡々とした色彩もそんな叙情を助長して。