2025
26
Jan

Photograph, Snap, Twilight

満ちてゆく

月の満ち欠けとか潮の満ち引きとか、そういったことをあまり気にするタイプではないのですが、図らずもその恩恵に与っていることもあるようです。この日は大潮。みるみるうちに満ちてゆく薄群青は廃船のほとんどを飲み込んで、操舵機とエンジンだけを残したその情景は何処かの遺跡に迷い込んだかのように神秘的。となれば、このあと登ってくる満月も狙ってみようかと思うのですが、やはりそこまで執心にはなれないようで。