2024
4
Jan

Photograph, Twilight

停止した世界に酔い痴れて

だるま夕陽を狙う隊列から離脱することを決断したことはまったくと言っていいほど後悔していませんよ。なぜなら、この日のリフレクションはかつてないほどの鏡面度でワタシを楽しませてくれたからです。見事なだるま姿を見せてくれた夕陽が沈むと、ほろ酔いしてしまいそうな色彩が訪れる時間。そして、ファインダーに映るのは、自分以外のすべてのものが停止したように見える世界だったのです。ほら、こんな幻想的な風景を撮れるのなら、だるま夕陽を諦めたって後悔はしないですよね?