際会に染まる彩り

綺麗に染まった水田地帯でひとりぼっちの撮影会。と、ひとしきり撮ったところで背後から聞こえたのは、どこかで聞き覚えのある声なのでした。「こんにちは〜」「あっ、こんにちはっ」と返しながら、誰の声だったかと記憶を辿ること数秒。 […]

再訪の水田地帯は

早く着き過ぎて持て余した時間もそろそろ潮時。前回は淡く染まる情景を見せてくれた双海の棚田ですが、できればオレンジ色に染まる情景も・・・という切なる思いでの再訪でした。吹き抜ける爽やかな風。カエルたちが奏でる叙情的なメロデ […]

淡色棚田の影絵アート

淡く染まる棚田の光と影の情景。望遠レンズで切り取ったその風景はいつか見た影絵アートのような味わいで、ファインダーを覗いている間だけは現実の世界から逃避行できるような気がするのでした。

名残る色の印象

「今日は焼けるでしょ。」と意気込んで出掛けてみたものの、成果のない遠い寄り道をしてしまったせいで日没ギリギリで到着した双海の棚田。綺麗なオレンジ色は数枚撮ったところで身を潜め、迫る色は淡く静かに辺りを染めて。それでも、少 […]

伊予灘は切なく暮れて

初めて訪れた棚田は、上空で列車狙いのドローンが飛ぶというちょっとレアなシュチュエーション。「沿線見えますか?」と聞かれたのですが、「どうなんですかねぇ?ワタシも初めて来たのでわかんないです。」と答えるのが精一杯でした。そ […]

帰りたい、帰れない。

だんだんと薄暗くなってゆく海沿いの棚田は次第にカエルの鳴き声に支配され、気づけばワタシたち以外の人の気配が消えていました。迫る闇と空腹感。ワタシたちもそろそろ・・・と思うのですが、目前に広がるのは夜の色に侵食されつつある […]