萼片は散って魅せる

花びらの多くはすでに散ってしまっていたのでしょうが、前日に降った春の雨は桜の萼片でさえも散らして落とすのでした。そしてそれはふかふかの絨毯のような面持ちで、ワタシの心を掴むことになるのです。

エンディングテーマ

もうほとんど散ってしまった桜を眺めながら、「今年もあっという間だったなぁ」とか「来年こそはあそこの桜を見に行きたいなぁ」などと思考は巡って、暮れゆく情景は桜の季節のエンディングテーマ。

花散らし、水鏡映える

花を散らした雨が上がって、桜花漂う水鏡が映える抒情。夜勤が明けた日の夕暮れ前に目がパチリと覚めてしまったもので、夕景狙いでお気に入りの海岸線へ。あわよくば桜などもと思ったのですが、それはちょっと考えが甘かったようです。前 […]

桜の魔力

春の浄瑠璃寺を存分に楽しんで、「さて、帰ろうか」と出入り口の柵を通り抜けて駐車場まで辿り着いたんですけどね。先ほどちらっと目に入った何気ない光景がどうしても気になってこうやって舞い戻ってきたわけです。特に美しいわけでもな […]

ちらっとだけの情景

右カーブを曲がるときにちらっとだけ見えたんですよね。「!!」と思ったのですが、もうすでに通り過ぎていました。とりあえずUターンできる場所を探して引き返すことにしたのですが、その間にも刻々と色を失ってゆく西の空。そして、こ […]

窓ガラスに桜の賑わい

松山総合公園の裏手には有名な進学校があって道沿いにはガラス張りの食堂らしき建物が誇らしげに建っているのですが、いつもガラス越しに見える食事をしていたり勉強に励んでいたりする生徒たちは春休み中で、そんな賑わいを知っているだ […]