夕彩は水鏡に滲んで

井内の棚田を散策した一日ももう終わります。心ゆくまで水鏡を楽しんで、心残りなくハスラーに乗り込んで。となるハズだったのですが、山陰に隠れて沈んでいた棚田の風景の一部が残照に染まって、ワタシを引き留めるのです。つい先ほど片 […]

暮れ棚田の幽寂

井内の棚田で夕暮れのひととき。鏡面が映える水田があちこちに点在するものだから、それに合わせてぶらぶら歩き。そして、夕暮れの色は深みを増して静けさを纏って。そんな中での撮影は三脚を立てる音さえ響き渡るものだから、全ての動作 […]

錯覚の水鏡

水が張られたばかりの水田はとても見事な鏡面で、たまに水紋でも広がらないと本当に空を撮っている錯覚に陥りそうなほど。となれば、上下を反転させて眺めてみたりするのですが、パッと見ただけではやはり本物の空かと錯覚してしまうほど […]

続・棚田写真の試行錯誤

最初に抱いていた違和感は、アスペクト比を16:9に変更したところで綺麗サッパリと解消したのです。そうすると、先程まで停滞していたシャッターを押す指も軽やかに動き始めるようで、今度は同じようなカットを量産するモードに突入す […]

棚田写真の試行錯誤

GWがやってくるとまず訪れたくなる場所があるんですよ。今年は日程的にキツイかなぁと思っていたのですが、夜勤が明けた日の夕方にハスラーを走らせてみました。目的地は、東温市にある井内の棚田。水はバッチリ張っていて、天気もまず […]

静けさの色と蛙の声

日が沈んでひととき。静けさの色に染まってゆく棚田に響くのは、まだ合唱にならないほどの蛙の鳴き声。賑やかではないのが逆に叙情的で、そんな空間からなかなか帰れないふたりは、無言でシャッターを押すことしかできないのでした。