気分を変えて

このところ少し重たい表現が続いていたので、ちょっと柔らかくて優しげな一枚で気分を変えてみましょうか。あのダムの公園で何気なく撮った一枚は、心が綻ぶような光と色彩で。

小路でひとり

やっぱりいいですね、このカエデの色。透過光の強弱が琥珀色の濃淡を演出して、葉傘が春風に揺れるとそれはまるで万華鏡の煌めきのよう。金毘羅寺から惣河内神社へと抜ける小路に佇むお気に入りの一本はこの日も貸し切りで、ワタシはそれ […]

静寂の炎

形のいいカエデの枝葉を見つけたのはいいけれど、背景が気に入らなくて攻めあぐね。ということで、光が動くまで待ってみようと決めた結果がコチラ。「来るかな?」と思いつつなかなか来ないので心が折れそうになりましたが。というのが、 […]

その赤、重厚にて

歩道から眺める川辺のカエデの赤い群れに心惹かれて。ニュアンスの違うそれぞれの赤が、綺麗というより重厚と表現したくなる装い。

照紅葉は突然に

あまりにも収穫の少ない紅葉散策の帰り道、ほんの少しの期待を込めて知らない道を走ってみるのですが、フロントガラス越しに見えるのはあまりにも長閑な田舎の風景。そして、その風景は何の面白味もない山道へと姿を変えて、いよいよ諦め […]

浄瑠璃寺の春紅葉

鉢植えの赤系紅葉がベランダの隅で鮮やかに芽吹いて、「それならば・・・」と思い立って出掛けてみた浄瑠璃寺。気になる池のほとりに佇む一本のその樹は期待どおりの鮮やかさで、その染まりっぷりはまるで季節を巻き戻したような色彩で。