思わず笑みが溢れるほどの紅葉の風景を堪能した後は、三脚にカメラをセットしまま辺りを散歩してみるのがワタシだけが勝手に決めた正しい作法。というのも、この辺りにはフォトジェニックな小さな風景がコロコロと転がっていて、ぶらぶらと散歩に興じるちょっと風変わりなカメラマンを飽きさせないのです。例えば、シダの緑が生い茂る中で独特な存在感を発散する電柱の風景などはそんな被写体で、自然の絵心というものがいかに優れているかを思い知らされるわけなのです。
2023
10
Nov Copyright © Carpe Diem All Rights Reserved.