忍び寄る夜の色
舌鼓を打つ幸せ
その陰影に時は止まる
どうにもとまらない
噛み合わない会話と最高の暮れ色
棚田は夜の色に染まる
至福のひととき
感動に釣られて
続・黄昏を待つ時間に
黄昏を待つ時間に
棚から牡丹餅
反転写真の不思議
相槌を打ちながら
生え際
背景を素敵に
樫谷棚田は実りの頃
縁がないということ
そして棚田は薄紫に染まる
いつもと同じほうがいい
迷いに迷って
ちょっとの差
あれもこれもと
淡く染まって指が弾んで
再会は棚田にて
夕彩は水鏡に滲んで
暮れ棚田の幽寂
錯覚の水鏡
棚田写真の試行錯誤
初夏の谷間に煙立つ
暮れ棚田の朧げ
際会に染まる彩り
再訪の水田地帯は
残照のグラデーション
グラデーションは紫苑色
淡色棚田の影絵アート
名残る色の印象
静けさの色と蛙の声
シンメトリーの誘惑
やってきたリフレクションの季節
伊予灘は切なく暮れて
帰りたい、帰れない。
酔い痴れる刻
伊予灘に夕陽は落ちて
残光溢れて
夜の色に溶けて
薄暮に染まる棚田の情景
水田は輝きを映して
残光わずかに
水鏡