秋の夕暮れ鑑賞会
アラームなしの夕景
瀬戸内ゴールド
無人駅と麦わら帽の彼女
ほろ酔いのトロッコ列車
花火待ちの夕景
残照とひまわり
停まらずにはいられない
心に触れる風景は突然に
ウルトラマン基地は夕暮れて
稲の隙間のいい頃合い
薄暮に聳える
ミラーは暮れ残る色を映す
梅雨の晴れ間に夕暮れを拾う
ちょっとくらいがちょうどいい
三日月、儚げ
豊予海峡は青く暮れて
灯台は迷走の果てに
そして棚田は薄紫に染まる
いつもと同じほうがいい
夕彩は色彩だけがいい
眩しくて輝いて
迷いに迷って
ちょっとの差
あれもこれもと
淡く染まって指が弾んで
再会は棚田にて
夕彩は水鏡に滲んで
暮れ棚田の幽寂
暮れ棚田の朧げ
エンディングテーマ
春の朝に白む空
重い海に光差す
おいしい時間
琥珀色の情景
夕陽は海面で揺らめく
釣り人と落陽と
海と島々のデザイン画
2月の終わりのドライブは
続・シンメトリーの誘惑
夕空はくすみ色
今年最初の夕景は
秋桜の静か色
愛車と夕景
譲られた風景
見上げる空の有りっ丈
秋の空、係留地にて
広がらない距離
夏の夕空を出窓から
ひまわり畑の名残惜しさ