あちらを立てれば
夢見心地
些かの賑わい
枝先のカエデに巡らす思考
たとえ最高ではないとしても
参道の裏で光を浴びて
白い息とは裏腹に
落書き帳に舞い降りて
秋色落ちて瓦を飾る
本命を食う
思惑が外れたとしても
落ち葉の彩りは岩肌を飾る
頭上を飾る絢爛の色
落ち葉に転がる水玉の風情
肩透かしを食らって
迷子のピントもいとをかし
金色の彩りは突然に
紅葉狩り
艶麗な黄色に魅せられて
散り積もるのは秋の彩り
落ち着いた彩りは透過光に映える
雨上がりの足元に
ふたつの椅子の物語
泥濘の水鏡には
色彩の風流
透け感の絶妙
紅葉感
落胆のUターンと仄かな秋色
渓谷の秋は水鏡から
桜の幹のコケティッシュ
浮かび上がる造形美
妖艶な色と曲線美
画面いっぱいに満たしてみたい
吉と出る
壮観の紅絨毯
主役を食う
昔を懐かしんだところで
そんな気はしていましたが
木陰で休んでいたとしても
すんなりといくわけがないじゃない
放っておけるわけないじゃない
そして行き着いたのは
掻い摘んで
秋色の報、舞い込んで
夏の情景は重々しく
気がつけば睡蓮も
刺繍
習作
清涼剤
リフレクションを手土産に