菜の花の谷、再び
迷い込んで菜の花の谷
重い海に光差す
朝の光に照らされて
琥珀色の情景
菜の花は水面で揺らめく
刺さってる
落葉の池は思いの外に
続・落葉の絶妙
落葉の絶妙
散り落ちた彩り
癒やしの空間
静寂の炎
絵画のように
その赤、重厚にて
照紅葉は突然に
ご褒美
葉色の妙
ブレないワタシ
秋桜の静か色
道端に咲く
飽きない曲線
ガードレールを飾る花
ひと息ついて
広がらない距離
ひまわり畑の名残惜しさ
そして虹が立つ
終いの情景
重い腰を上げて
焼けない夕空とひぐらしの声
真際の肖像
雨を纏って
薄明の蓮蕾
道端の彩り
紫陽花の儚げ
咲く年の紫陽花
梅雨入り
際会に染まる彩り
再訪の水田地帯は
青、澄み渡る
残照のグラデーション
グラデーションは紫苑色
瀬戸内グラデーション
淡色棚田の影絵アート
名残る色の印象
水鏡の妖艶
静けさの色と蛙の声
シンメトリーの誘惑
やってきたリフレクションの季節
浄瑠璃寺の春紅葉