辿り着かなかったその理由

「高台の神社から海でも眺めてみようか」と、海岸線を走った休日の昼下がり。神社へのアクセスは二通り。海岸線にクルマを停めて石段を登るコースと、山道を抜けて境内までクルマで行くコース。となれば、ワタシが選択するのはもちろん後...

重い海に光差す

素晴らしい夕景を期待してお気に入りの海岸線を走ってみたある休日。ですが、ワタシが期待していたような空の風景は一向に現れず、むしろ、時間の経過とともに増してゆくのは重苦しいほどの海の風景。となれば、自販機で缶コーヒーを買う...

朝の光に照らされて

「早起きは三文の徳」ではないけれど、早朝にカメラをお供に散歩などを嗜むと、いい写真をゲットする確率は確かに上がるような気がします。清々しい空気にドラマを演出する印象的な光。花びらに朝露なんかが寄り添っていると最高なのです...

おいしい時間

馴染みの漁港に日は落ちて、あれだけ賑やかだったギャラリーたちもひとり、またひとりと家路につくわけです。そして、取り残されるたワタシとハスラー。といってもそれはいつものことで、ここから30分間がワタシにとっての「おいしい」...

琥珀色の情景

とある夕暮れ時にとある橋の上。望遠ズームを三脚にセットして、覗くファインダーに映るのは琥珀色の情景。夕陽の色は水に落ちて深みを増して、水鳥がつくるシルエットと水紋はその光景に物語を与えて。

菜の花は水面で揺らめく

道端で菜の花が際やかに揺れて、それに惹かれて停車した田舎の沿線。「ちょっと長くなるかもしれませんよ〜。」と、助手席に座る会社の先輩に断りを入れて、春の黄色を堪能する3月の休日。というのが、もう10年も前の話になるのですね...