深く深く

適当にしゃがんで適当にレンズを向けて、ピントリングをグリグリして見つけた官能的な曲線と淡い色彩。それが、深く深く潜り込んで何が何やらわからなくなった顛末の一枚。

ちらりずむ

雪のように白いシクラメンの前ぼけを掻き分けて、ちらりと見える淡い色気を探す幸せ。構えて眺めて、ズラして覗いて。そんなことを幾度か繰り返して探し当てたのは、ほんのりピンクが印象的なシクラメンのあの部分。

迷い込んでマクロの世界

結局、高まる気持ちは小雨が交じる空模様にも萎えることはなく、ハウスの中での一時間はあっという間に過ぎたのでした。昼の休憩から戻ってきた職員さんが扉を開ける音でハッと我に返るわけですが、こんなに集中して撮影したのは久しぶり...

出窓の赤と高まる気持ち

また2月がやってきて、撮りたくなるのはシクラメンの赤。とはいえ、郊外の温室まではなかなかに足が向かないということで、この季節には必ず出窓に飾ってある鉢植えのシクラメンを。などとカシャカシャやっていると、次の休日にでも郊外...

秋桜の静か色

前回の記事で紫色に染まる空の写真を投稿したものだから、その昔に撮ったある一枚を思い出してしまって久々の再現像シリーズでもと思った次第。それは、今はもうなくなってしまった秋桜畑で静かに染まる色彩に癒された記憶。紫色に包まれ...