2016
20
Nov

Autumn, Nature, Photograph

トチノキと至福の時間

紅葉の谷を抜けて大師堂へ向かう理由。それは、ここ数年タイミングを外して見れなかった彼の姿を拝むため。道中、川辺を埋める枯れ葉を見て嫌な予感がしたのですが・・・。いちばん見事な一本の樹は、黄金色に輝く枯れ葉を引き止めておいてくれたようです。神々しさを纏うその姿を眺めながら、薄く広がった雲間から太陽が覗くのを待つ数十分は至福の時間。結局、光が射したときのカットは使わないというオチなのだけれど(笑