期待して訪れた挙句、この棚田とはこれほど縁がないものなのかと落胆したのは事実なのですが、それでも何かしらの撮れ高はあるものですね。まだ収穫されていない稲が海原の如く波打って、稲木干しはまるで防波堤の様相。数十米先の田んぼでは籾殻を焼く煙が波飛沫のように舞い上がって、その白がこちらまで流れてきてくれると素敵だと思ったのですが、流石にそれは期待しすぎというものでした。それでも、雨が強く降り始める前にこうやって撮影を楽しめたことをまだ少し縁が繋がっていると考えて、来年のリフレクションの季節に思いを馳せてみることにしてみましょうか。
2023
2
Sep Copyright © Carpe Diem All Rights Reserved.