ある日の夕刻、馴染みの漁港に車を停めてぼーっとするひととき。「撮ろうか帰ろうか。」 そんな選択に迫られながら眺める海は淡い色合い。「やっぱり帰ろうか。」 昼間に随分な距離を運転して少々疲れていたということもあって、気分はもはや自宅の湯船。あったかい湯にゆっくりと浸かりながらリラックスする姿を想像してエンジンを掛けるのですが、そんなときにやってきたのは水鳥のシルエット。となれば、掛けたばかりのエンジンを切ってこうなるのでした。「さて、撮るか。」
2024
25
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