それは桜の風景を求めて山道を彷徨っていたときのこと。目ぼしい風景にはなかなか巡り会えず、「今日はドライブしただけの日になるような気がするなぁ」と思った矢先に目に入った新緑の風景。川の向こうでゆらゆらと光るその緑はやたらと妖しげで、車を停められそうな場所を無理やり探してでも撮りたい衝動に駆られたのでした。