染まる気配は皆無なのですが、雲が多くてやたらと風が強いとなると、カメラセットをお供に出掛けたくなりますよね。油断すると吹き飛ばされそうになる帽子を必死に押さえながら辿り着いた海沿いの神社にて、波飛沫に戦きながら三脚を立てる夕暮れのひととき。仕事帰りに手を合わせに訪れる人の多さに驚きつつ、特等席を独り占めさせて頂いていることに恐縮するのですが、予想通りに染まらない空には多少のケチでもつけたい気分。とはいえ、苦し紛れのモノクロームが思いの外いい雰囲気だったのは嬉しい誤算だったのですが。
2024
28
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