藻色と轍の情景が意外に詩的だということに気づいてしまったワタシ。ならばもう少しアレンジを施してみようかと思うのは当然の帰着。となれば、どうにかして隣の水鏡とのコラボレーションをと考えるのですが、そんなときにタイミングよく現れるのは、雲の切れ間から差し込む光。水鏡に滲む空、藻色の鈍いグラデーション、差し込む光の光と影とが絶妙に絡み合って、構図を決めるファインダーの中はデザイン画の様相。ちょっとずつ配置を変えながら、光の塩梅を加減しながら。そして、そんな作業に嬉々としながら。
2023
30
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