夕刻にハスラーを走らせて空がよく見える場所へと向かったのは、出窓から眺めた西の空が素敵だったから。土手沿いの空き地にクルマを停めて、ふと見上げた景色がもうすでに「撮りたかった空風景」なのでした。やさしく染まる空に浮かぶのは、やわらかく流れる雲の群れ。爽やかにそよぐ風になびく夏草のささやき。それはもうカメラを掴んでダッシュすること請け合いなのですが、そうやって走ってしまうと、止まってカメラを構えた瞬間に汗が吹き出てきて困ってしまうんですよね。とはいえ、こんな困りごとなら年中無休で請け負いたいのですが。
2023
25
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