
ひとしきり棚田を染めた太陽が山陰に隠れる頃。刻々と印象を変えるその色にまだ帰れないワタシは、これを最後に帰路に着こうと決心するのでした。傾いた電柱は相変わらずの存在感で、電線に鳥が止まるとこの日何度目かのシャッターチャンス。ということで三脚を畳んで車へ急ぐのですが、そう簡単に運ばないのが世の常で、結局はその後20分ほどメロウな気分に浸ってしまったのです。
ひとしきり棚田を染めた太陽が山陰に隠れる頃。刻々と印象を変えるその色にまだ帰れないワタシは、これを最後に帰路に着こうと決心するのでした。傾いた電柱は相変わらずの存在感で、電線に鳥が止まるとこの日何度目かのシャッターチャンス。ということで三脚を畳んで車へ急ぐのですが、そう簡単に運ばないのが世の常で、結局はその後20分ほどメロウな気分に浸ってしまったのです。