そういえば、上灘棚田(勝手にそう呼んでるだけですが)が淡く優しく染まった日、カエルさんが久しぶりに一眼レフを使ったので記事にしてみようと思った次第。カエルさんの昔の相棒はEOS20D。中古品を格安で購入して、SIGMAの70ミリマクロで独特の世界観を構築していましたね。絞りやらシャッタースピードやらはほとんど理解していないので常に開放で撮っていましたが(感度は少し理解できていたかも)、出てくる絵はファンタスティック。カエルさん用にブログも作成して応援していたのですが、老眼が進むにつれファインダーを覗くのがツラくなったり、デカくて重いデジイチの取り回しに苦労したりで徐々に一眼から距離を置くようになったわけです。

けれど写真を撮るのを辞めたのかと言われればそんなことはなくて、愛機が20DからiPhoneに変わっただけ。そして、更新される先も自分のブログではなくてInstagramへ移行。出勤前に毎日一枚は更新しているようなので、写真への愛は変わっていないハズ。最近ではコンパクトなデジカメを所望されてオリンパスTG-5の中古品を購入したのですが、どうやらこちらはお気に召さなかった様子。おそらくは、操作系の複雑さに拒否反応を示されたのだと思われます。さて、嫌われてしまったTG-5の処遇は如何に?



PENTAX K-5。今回カエルさんが使用したカメラがこちら。友人から預かって未だに返却の要請がないカメラなのですが、うちに来てもう10年が経過しました。本当はワタシが使ってあげるのが理想なのでしょうが、同じ友人からFUJIFILMのX-T1を中古で購入してからはそちらがメインになってしまっていて、現状ではあまり出番を保証できない状況です。ちなみにこちらのカメラとは7年の付き合いになりましたが、今でもバリバリの現役で特に不満もありません。むしろ、Xマウントのレンズをテコ入れして撮影の自由度をUPしたと考えているくらいなのですが。と、少し話が逸れましたが、そんなK-5もたまには動かしてあげないといけないということでたまに同伴させて撮影するのですが、その役目を今回カエルさんにお願いしたという流れです。もっとも、そんな理由、カエルさんは知る由もないのでしょうが・・・。

それにしてもいい写りですね。レンズは40ミリのパンケーキ。少しパキッとした印象を受けますが、風景を撮るにはこのくらいのほうが好ましいのかも。加えて、解像感も申し分なし。「あ〜、解像してるわぁ。」という感覚は、X-T1よりも上かもしれません(DP2Merrillよりは落ちますが)。そして、なんといってもカエルさんのウデが流石すぎます。この数年、一眼なんて触ってもいないハズなのですが、そんなブランクを感じさせない圧倒的センス。あ、いえ、これはちょっと褒めすぎでしょうが、あのデカくて重いK-5(縦位置グリップついちゃってますからね)を難なく手懐けるなんて素晴らしいという以外になんと表現できるでしょうか。しかも、シャッタースピード上がらない状況下ですからね。感服の極み。

iPhoneのカメラの性能を否定するつもりはさらさらありませんが、カエルさんにはもう一度一眼(ミラーレスでも可)に戻ってきて欲しいというのが正直なところ。Kマウントのマクロレンズでも購入すれば、K-5を使ってくれるようになりますかねぇ。どうでしょ、カエルさん?


1 thought on “一眼レフ再び

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