午後3時。夜勤明け。アラームをセットしていなくても目が覚めるのは、もはや習性と言っても過言ではない気がしますが、まだ少し脳みそが働いていないのはしょうがないところ。休日の明日の天気予報が晴れならばもうちょっと睡魔に従うのですが、どうやらそんな感じではないようです。

後部座席にカメラバッグとフィルターセット。今日のBGMは最近お気に入りのイスラエルJAZZ。Oded Tzurが奏でるサクソフォンの旋律は、ワタシの心を捉えて離さないのです。

夕やけこやけライン。またもや双海を走るハスラー。今日の目的地は、昨年見つけた菜の花の谷。閏住(うるすみ)の菜の花が早くも満開という噂を聞いて「それならば」と意気込んで訪れてみたのですが、まだちょっと早かったみたいです。残念。

さて、早くも目的地を失ったハスラーですが、こういうときはお気に入りのロケーションに向かうのが最適解。この位置からだと、櫛生の綱掛岩か重信川河口のどちらかを選べば幸せになれそうです。

水鏡に淡い空が映って、その夢のような景色の中で青鷺が一羽。到着するなり目に入ったその情景は、今日のワタシの選択肢が間違いではなかったことを早くも証明してくれました。

もう少しで太陽が沈む時間。今日は雲が多くてその姿はハッキリと拝めなかったのですが、そういうときはリフレクションがいい味を出してくれるのです。それにしても、今日は鳥たちが多く見られてフォトジェニックでした。

青鷺と水鏡の相性は最高のようです。鳥は専門ではないのですが、というより、今まで興味さえなかったのですが、こんなにフォトジェニックなら積極的に狙うのもアリなのかもしれません。とはいえ、そうなると鳥の習性から勉強しなければいけませんね。

陽が落ちて、静かな色彩が忍び寄る時間。しっくりとくるアングルを決めて、あとは気ままにレリーズをしてみます。舞台が同じで演技者が変わる面白さ。最後は、NDフィルターで時間を封じ込めてみました。

地平線と雲と空とリフレクションと。やはり、印象的な雲がある日はいいですね。こんな空の風景だと、毎日眺めてても飽きないかもしれません。

今日の締めは、中洲のリフレクションから。先月に訪れた際とはまた違った印象で、またもや真っ暗になるまで撮影に耽った一日となりました。

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