梅雨に晴れ間にウルトラマン基地

今年の梅雨はよく雨が降りますねぇ。例年なら梅雨入り宣言した途端に雨が降らなくなって、石手川ダムの貯水率さえ不安になるほどの空梅雨ってこともよくある話なのですが、今年の梅雨はひと味違うようです。とはいえ、ワタシの休日を狙って雨を降らせるのは、天気の神様もいい加減意地悪が過ぎるというものです。渇水の心配はしなくてもいいかもしれませんが、このままだとワタシの心から潤いがなくなってしまいそうです。夜勤終わりの休日は、天気予報通りのぐずついた空模様。午後になって雨は上がったようですが、どんよりとした雲は未だに空を覆っています。となれば、カエルさんと一緒に夏物の服などの物色に出掛けるという選択肢に至るわけですが、店舗を出たタイミングで雲間から光が差す光景なんかを見てしまうと、家とは逆方向へハンドルを切ってしまうのも致し方ないことだと思いませんか？

堀江町を抜けて北条市に突入したハスラーは、そのままR196を突っ走ります。最近は双海方面へ赴くことが多かったからか、この海岸線の風景がやけに新鮮に映ります。問題はどのロケーションを選択するかということですが、菊間町へ入ったところでワタシの脳裏にある風景が思い浮かんだのです。ただ、時期的に少し遅いかと思ったのですが、と同時に、あのときのリベンジを果たさなければという思いもあったのです。ウルトラマン基地。所謂、太陽石油のプラントなのですが、目前に広がる水鏡にその勇姿が映る風景は一見の価値あり。そう、一見の価値ありなのですが・・・。まあ、田植えが終わってから結構経っていますからね。稲の成長は速いということです。それでも、この稲の緑が逆に爽やかで、初夏の匂いがプンプンしますよ。これはこれで実にフォトジェニックな風景なのではないでしょうか？

堀江町を抜けて北条市に突入したハスラーは、そのままR196を突っ走ります。最近は双海方面へ赴くことが多かったからか、この海岸線の風景がやけに新鮮に映ります。問題はどのロケーションを選択するかということですが、菊間町へ入ったところでワタシの脳裏にある風景が思い浮かんだのです。ただ、時期的に少し遅いかと思ったのですが、と同時に、あのときのリベンジを果たさなければという思いもあったのです。ウルトラマン基地。所謂、太陽石油のプラントなのですが、目前に広がる水鏡にその勇姿が映る風景は一見の価値あり。そう、一見の価値ありなのですが・・・。まあ、田植えが終わってから結構経っていますからね。稲の成長は速いということです。それでも、この稲の緑が逆に爽やかで、初夏の匂いがプンプンしますよ。これはこれで実にフォトジェニックな風景なのではないでしょうか？

適当な場所に車を停めて、とりあえず撮ってみた全景がこちら。先ほどまでの曇天は姿を消して、雲間から覗く青空の色は初夏の印象。そして、誰もいない田舎道はワタシとカエルさんの貸し切りで、ゆっくりと撮影に没頭できそうです。さて、行きますか。

稲の緑ってこんなに綺麗でしたっけ？今にも水鏡を覆い尽くさんとする稲の緑に心を奪われて、目を奪われて。そして、規則正しく植えられたその風景はデザイン的で、どこをどう切り取るかという楽しみを与えてくれます。と、しばらく田んぼの緑に夢中になっているうちに消えていたのはカエルさん姿。さて、どこでどんな被写体を見つけているのでしょうか？

畦道を散策して見つけたお気に入りのアングル。雲の表情も豊かになってきて、ほんのりと暖色に染まってきました。そして、ちょこっとだけの彩雲となけなしの水鏡がいい味を醸し出していると思いませんか？

更に暮れる空。ひとり歩く畦道は、歩いて撮って歩いて撮っての繰り返しです。それにしても、カエルさんはどこで何を撮っているのでしょう。先程から「ポロロロン」と鳴るiPhoneの画面には、グループラインでやり取りするカエルさんとShowの会話が延々と。ワタシもちょこっとだけ参加してみようと思ったのですが、刻々と変化する空がそれを許してくれませんでした。というか、そういう体で。

すっかり暮れて夜の帳が忍び寄る頃。空の青が深みを増して、そんな叙情が水鏡に映って。すっぴんの水鏡だったならまた違ったように見えるんだろうか・・・と、そんなことも思うのですが、それはまた来年の課題ということにしておきましょうか。とはいえ、今からリマインダー登録でもしておかないと、またタイミングを逸してしまいそうなのですが。