「連れてってくれるん?」なんて言われたら、首を縦に振る以外の選択肢なんてあるわけないじゃないですか。そういうワタシも以前から行きたいとは思っていたのですが、場所を地図で見る限りではなかなかの距離。久万高原町の中津といえば高知県仁淀川町のすぐ出前ですからね。ふと思い立ってとか無理ゲーなのです。確かに山の斜面が花桃のピンクと白に染まる風景は圧巻のひと言に尽きるのでしょうが、その分ギャラリーの数も半端ないと思われるのです。いえ、多い日は500台の車が訪れると何かの記事で読んだ記憶があります。というのが、一度はこの目で見てみたいのだけれどなかなかその気になれなかった理由なのです。けれど、カエルさんのリクエストならば、そんな苦行も屁の河童。早速、休みが合う日にハスラーを走らせてきました。まあそれでも、かなりの人でごった返すことを想定して、出発は早朝午前5時過ぎに設定。コンビニに寄ったり少し道に迷ったりしたものの、午前7時40分頃に無事到着。そして、無事に駐車場に案内されて「いざ、いかん!」だったのですが・・・


「ゴメンねぇ、昨日の雨で散ってしもうたんよ。」


駐車場に案内してくださったその奥様はそうおっしゃるのですが、ワタシの目には十分綺麗に見えますよ。そりゃまあ、若干のボリューム不足は感じますが、散ったら散ったでそれもまた一興。とにかく、今日この日に出会ったこの風景を楽しむことにしましょうか。



展望台(しかも何ヶ所もあるっ!!)からの眺めはやはり壮観ですね。斜面全体に紅白の花色が散りばめられていて、見ているだけで幸せな気持ちになります。これでピークを過ぎているというのだから恐れ入ります。確かに、所々に存在する桜の木はすでに葉桜で緑色が目立つのですが、それさえいいアクセントになっているような気がします。「そこから下の道へ降りれるよ。ぐる〜っと回ってあそこへ出るんよ。」奥様の前を通り過ぎるたびに素晴らしい撮影ポイントを教えてくださるので助かります。桜の萼片を屋根に纏った小屋の横から迷い込んだ小道は、菜の花の黄色に彩られた桜の園。桜が満開であったならさぞや美しい光景が見れたことでしょう。と、歩けば歩くほど、見れば見るほど見頃に合わせて訪れてみたいと思いが募るこの風景。


「散りかけだったけど、かなり楽しめたね。」


そう言っていただけると早起きした甲斐があったいうものですが、来年は満開の時期にタイミングを合わせて訪れてみたいものです。桃源郷の「本気」、見てみたいですよねぇ。


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