血の味がするんですよ。そう、昨日の夕方に抜いた親知らずのところから、まだ血の味がするんです。熱が出たり痛みが酷かったり、そういうのはないのでまだマシな方なのでしょうが、あまりいい気分ではないですよね。ただ、ちゅーんという感覚の虫歯の痛みからは解放されて、久々にストレスのない食事が楽しめています。
ということで、本日はもしものときにと入れておいた有給休暇の日。まだあまりアクティブには動きたくないのですが、家でじっとしているのも退屈なので、昼過ぎからカエルさんと一緒に少しお出掛けを。念の為、ハスラーにはフルセットを積み込みましたが、今日はおそらく使うことはないのでしょう。なぜなら、見上げる空は今にも降り出しそうな曇天。最近、こんなの多いなぁ。
浄明院。大楠と牡丹のお寺です。前から一度訪れてみたかった場所にこのタイミングで行ってみました。車で10〜15分くらい。至近距離ですね。いつでも行けると思っていると、ついつい後回しにしてしまうという典型みたいなやつでしょうか。そして、3台ほど停めれる駐車場へ車を停めて境内へ。
黄色い藤があるとは聞いていたのですが、本当に黄色いんですね。ワタシの脳内ではもっとくすんだ黄色のイメージだったのですが、目の前にある藤は蛍光色と言っていいほどの黄色。写真を撮ってiPhoneに聞いてみたのですが、どうやら「キングサリ(金鎖)」という花のようです。鉢植えだったのですが、藤棚のような感じだともっと壮観なのかもしれませんね。そして、牡丹のほうはもう終わりかけ。咲いている花もまばらで、少し寂しげな印象でした。こちらはまた来年、覚えていれば(笑)
さて、浄明院でひとしきり花を楽しんで、時刻は15時過ぎ。もう少し何処かで何かをしたい気分ですね。と、そんなことを考えながらハンドルを握っているうちにハスラーが進路をとったのは、東温市の方角。賢明な読者の方ならピンときたかもしれませんが、季節はもう棚田に水が張る頃。大洲・蔵川までは距離的に難しいのですが、東温市・井内なら十分に射程圏内。もし水が張っていてさらにこの後晴れ間が覗くようなら、もしかしたらもしかするかもしれません。
クネクネとした細道を慣れたハンドル捌きで走り抜けると、そこには水の張った棚田の景色。もちろん、全部の田んぼに水が張っていたわけではありませんが、準備は粛々と整えられているようです。残念ながら、もうひとつのほうの「もしかしたら」はもしかすることはなかったのですが(晴れ間どころか小雨が降ってくるという嫌がらせ!!)、否が応でも今後に期待は膨らみます。ただ、ワタシの動ける日に素敵な夕焼けを恵んでいただけるかどうかは別問題で、ただただそうなることを祈るだけなのですが。