BOSS眼科検診。そう、今日は有給休暇を使って4ヶ月に一度の眼科検診なのです。今回は視野検査があったのですが、特に進行は認められないということでホッとひと安心。眼圧のほうも安定して低い値を維持しているので、このままの状態が続いてくれればいいですね。さらに、2種類の点眼薬がどちらもジェネリックに変わったのでお財布にも優しくて言う事なしです。
そして、そんな日の夕刻は、お気に入りの海岸線を走って目ぼしいロケーション探し。長時間露光が映えるロケーションはないかとスピード控えめに走るのですが、運転しながらだとなかなかに難しいものがありますね。となれば、ロケーション探しの行程もただのドライブなりそうなのですが、目前に突然現れた河津桜のピンクの鮮やかさに引き止められるのでした。
傾きかけた太陽の暖かい色を浴びて、その色彩は魅力的に輝きます。そしてその輝きが魅了するのはワタシたちだけではなく、たった数十分の間に何台もの車が引き止められるのでした。しかし、撮るには何故だか難しい風景ですね。レンズを取っ替え引っ替えしていい構図を探すのですが、これがなかなかに至難の業。しばらくの間粘って試行錯誤を繰り返すのですが、結局は納得できるカットは一枚も撮れなかったのでした。ただ、河津桜の脇から道路下に降りることができる階段を見つけて、そこから夕景を狙うことになるとは思ってもいなかったのですが。
ND1000を導入してからというもの、夕暮れの海を眺めるのが一段と楽しくなったんですよね。海面に現れる潮目を観察しながら、その風景を長時間露光で切り取るとどんな風に表現されるのか想像する楽しみ。そして、撮影後のプレビューを確認して一喜一憂する楽しみ。現像時に長秒ノイズをひたすら消さなければならないという煩わしさもあるのですが（撮影のレスポンスが悪くなるので、長秒ノイズリダクションはOFFにしています）、そんな手間さえ愛おしく思えるほど楽しいのです。そして、そんな夕景の撮影を終えて河津桜まで帰ってくると、夕暮れの色に映える河津桜のシルエット。
あ、、河津桜のベストショット、撮れました。
追記：
この日の翌日の夕方、39度もの高熱でダウンして一週間ほど寝込むことになるのですが、なにかイケナイモノでも貰って帰っちゃいましたかねぇ。
