棚田は幻想的に

この歳になると夜勤明けが体に堪えるのは当然のことなのですが、写真を撮りに行く予定などがあると不思議と目が冴えるようです。今日はたまたま金曜日。金曜日が休みのカエルさんを誘って、双海の海岸線へと向かいます。本谷の棚田の隣の名もなき棚田。その存在はかなり前から知っていたのですが、訪れるのは初めてです。いえ、正確に言えば、棚田が水を張っているこの時期に訪れるのは初めてですが、さて?

どよ〜んと鉛色の空。見るからに染まりそうにない西の空を眺めながら、「夜勤明けで眠たいし、もう帰ろっか?」などと邪心が過ります。けれど、最近は何故か「待つ」余裕が出来てきたようで、ぼーっと景色を眺めながら辺りを散歩しつつ、日暮れを待つことにしました。そうそう、当日は平日にも関わらずワタシたちの他にカメラマンさんがひとり。今日の天候に落胆しているかどうかは定かではありませんが、すでに三脚を立ててやる気満々の模様。さぁ、ワタシも負けてられませんよ。そろそろクルマにカメラを取りに戻らなきゃ。

段々と日が長くなってきていて、最近の日没は19時くらいでしょうか。予想通り染まらなかった空ですが、いえ、ほんの一瞬だけ薄いピンクに染まった気がしましたが、今日の夕景はやけにあっさりとしたものでした。「お疲れ様でした〜。」と、やる気満々だったお兄さんも残念そうに帰って行きます。使う気満々だったやる気はまた別の日のために取っておくのでしょうが、ワタシたちふたりはもう少し粘って、今日の気力はここで使い果たそうと思います。といっても、ワタシたちのやる気は二人合わせてもなけなしのものなのですが。

日没から15分、棚田がトワイライトタイムに突入します。肉眼でもわかるほどに辺りがブルーに染まり始めると、レンズを通して液晶モニターに映し出される画像はさらに幻想的な青色に。その色調は、「あれ?X-T1のホワイトバランスって【昼光】にしてあったっけ?」と疑うほどのレベル。そんな色に魅了されてか、気がつけば辺りは真っ暗。明と暗の境目がわからなくなってきたところでタイムアウト。お腹も空いてきたし、そろそろ撤収しましょうか。それにしても、初めての本谷の棚田の隣の名もなき棚田でこんな素敵な光景に出会えるなんて、最近にはない幸運じゃないですか?

追記:本谷の棚田は少し離れた場所にあるらしいです。この記事を書いた時点でまだ水を張ってなかったとか。悪しからずご了承ください。

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1件のコメント

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