文化の日ですね。本来ならば夜勤が明けた当日で余程気合を入れていないと動ける状態ではないのですが、そこで登場するのが有給休暇というおまじない。夜勤最終日に有給休暇を入れたおかげで、秋晴れの今日はお出掛けし放題。昨日は早くから睡眠をとって、アタマもカラダもスッキリです。唯一スッキリしないのは目のほうで、よく寝たわりには視界がモヤモヤと定まらない感じですが、これはもう仕方がないと諦めるしかありません。しかし、昨日の大雨から一転、今日は汗ばむほどの小春日和。その陽気は、昨日のあの冠水は夢だったのではないかと思うほどです。
さて、そんな文化の日はカエルさんと一緒に秋色ドライブ。いえ、秋色を探し求めるドライブと言ったほうがいいでしょうか。Showも誘ってみたのですが、考える間もなく拒否されました。わかってましたけど。そして、そんなふたりが向かったのは毎年恒例の小田深山。ではなく、久万高原町。けれど、砥部焼祭りに向かう車の渋滞に巻き込まれながらようやく到着した久万高原町は秋色薄め。まあ、わかっていましたけど。となれば、停車することなく車を走らせ続けることになるのです。
面河渓谷。ドライブするには最適なルートですが、こちらもやはり秋色は薄め。いえ、もはや皆無と言っていいほどだったのですが、それはもう想定内ということでガッカリすることもありません。むしろ、道中でカエルさんとの会話を楽しむための時間と考えれば、こちらのほうが都合がよかったのかもしれません。もちろん、BGMはずっと真夜中でいいのに。。ついこの間発表されたEP「虚仮の一念海馬に託す」がハマりまくりで、延々とリピートしてました。ちなみに、ずとまよさんといえば明日は松山でライブがあるそうで、参戦できる人が羨ましいなぁ。
カップルにバイカーに老夫婦。そして、たまに外国からの訪問者。秋晴れの面河渓谷は、予想以上の賑わいでした。ただ、面河茶屋の周辺でも紅葉しているところはほとんど見当たらず。ガッツリと撮影できるとは思っていなかったものの、これは相当な肩透かしなのでした。
それでも、コンデジをお供に少し散歩。紅葉はまだ先と言いながらすでに葉の状態はよくないようで、これはもう色づく前に巻いて落ちてしまう近年のパターンでしょうか。それでもエメラルドグリーンに輝く水の色は変わりなく、断崖の壁面は相変わらずの荘厳さを見せてくれたのです。
古びた橋を渡って降って潜り込んで。そうそう、コレコレ。面河渓谷は紅葉がなくたって素敵だということをやっと思い出しました。コンデジは機動力抜群なので、重装備だといけない場所にも行けていいですよね。しかも画質もそこそこ良いので、ブログ用に使うには最高のガジェットです。
足元と頭上と。鈍く光る灰色の絨毯は歩くたびにカサカサと鳴って、視覚だけではなく音でも楽しませてくれます。そしてわずかな水溜りは緑を映して、薄暗い足元を照らしてくれているようで。
昨日の大雨で水量が凄まじいことになっているのではないかと思っていたのですが、思ったほどではありませんでした。滑らかな岩肌を滑るように流れる水の情景はいつもどおりの素晴らしさ。ただ、今日はコンデジひとつということで、三脚は車の中で留守番中。ちょっと後悔しています。
なんなんですかね。ちょっと試しにシャッタースピード優先モードで撮ってみたところ、手持ちでこんなん撮れちゃいました。どういう理屈かは存じませんが、最高じゃないですか。ということで、俄然やる気が出てきましたよ。
岩肌を滑る清流のアレコレ。面河渓谷のスベスベの岩肌だと、やはりこういうのが映えますね。足元が不安定な場所だと機材が軽いということの優位性は圧倒的です。しかも手持ちで撮れるという異次元の利便性。もしかして、SONYのαシリーズってコレに輪をかけて凄いんですかね? もしそうなら、ちょっと考えてしまいそうです。とはいえ、この冬のボーナスは夏の終わりに買った高級イヤホンの支払いに充てることがすでに決定済みなのですが(泣)