夜勤終わりの休日は写真を撮りに出掛けるには最高の条件なんですよ。そして今日はその最高の条件の日。なので朝っぱらから秋色探訪の旅に出発しようと思ったのですが、ちょっとした野暮用で午前中はパソコンの画面とにらめっこ。そして14時前にやっとこさ野暮用をやっつけてフリーの身になったのでした。さあ、いくぞ。

となれば、そそくさとカメラを準備して我が愛しのハスラーに飛び乗るのですが、この時間からだとそんなに遠くへは行けなさそうですね。東温市河之内の金毘羅寺。ずっとお気に入りのこのお寺はいつだってワタシの期待を裏切らないのですよ。「さすがにまだ早いかな・・・」と思って訪れたそのお寺は夕暮れ前にも関わらず、いつもは見掛けないほどのギャラリーで溢れていたのでした(言い過ぎ)。

鐘撞堂のカエデの樹は12月に入ってからじゃないと色づかないと思っていました。けれど、今日の時点でこれだけ色づいているということは、あと数日で見頃を迎えるのでしょうか。山門へ向かう石段右のセクションはすでに素晴らしい色づき。時折り差し込む夕暮れ前の光に照らされて、ワタシの頭上は黄金色の輝き。そして、惣河内神社へと続く小さな橋の袂のカエデの樹は、まさに今日しかないというほどの見頃を迎えていたのでした。

気品溢れるおばさまたちの集団に混じって素敵な紅葉を散策すること約一時間。こうなると午前中のおいしい時間をすべて潰してしまった野暮用が妬ましく感じるのですが、もしそうでなかったならばどこか別の場所へ行っていたもしれないことを考えると、それもまたよかったのかも・・・と思うのでした。

1 thought on “野暮用と金毘羅寺の紅葉

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