道端の彩り。紫陽花の枯れ姿はいつ見ても風情があります。色の抜けた紫陽花はアンティーク調で、このままドライフラワーとして持って帰りたいと思ってしまいます。そういえば、あの紫陽花を素敵なドライフラワーにしたいと思っていたのですが、結局全部が茶色く枯れてしまいました。残念。
帰り道もやはり惹かれるこの風景。今度はDP2で撮り歩き。それにしても、X-T1と比較すると発色と質感が著しく違うのが面白いですよね。現像ソフトでFUJIの色に寄せようと模索を繰り返してみましたが、まったく交わろうとしないことが判明したところできっぱりと諦めました。いえ、そんなことはとうの昔に諦めていたのですが、やっぱり無理だということを再確認したというのがホントのところでしょうか。といっても、無理して寄せる必要もないのですが(笑)
夏の絶景を眺めるカエルさんの図。帽子とか髪とか服の質感描写が異次元だと思いませんか? 写真だということを思わず忘れてしまいそうな、そんな描写力に脱帽です。Foveon センサーは確かに扱いづらいことこの上ないのですが、一度でもハマったカットを見てしまうと手放すことができなくなるカメラだと思います。最近はコントラスト弱めでフラット気味に仕上げるのが好みでしょうか。
そして散歩も終盤へ。先行していたカエルさんに呼ばれてお邪魔したロケーションと踏切がある風景を2枚ずつ。ここからは再びX-T1の出番です。雲の表情と海のキラキラと空と海の青の色がいかにも夏らしくて素敵です。X-T1の現像ではフィルムシュミレーションでVelviaを使うことが多いのですが、今回は生々しく色が出すぎた感が強かったのでAstiaを使っています。それでもこの彩度なのですが(笑)
さて、その距離のわりには膨大な時間を要した写真散歩ももう終わりです。たっぷりと汗をかいたカラダはもうカラッカラ。ハスラーに戻って車内でお留守番させていたペットボトルのカフェラテを流し込むのですが、それはもう細胞の隅々まで染み渡るほどの瑞々しさ。それがたとえ生ぬる〜くて微妙な感じだったとしても(爆笑)