森松から川内へと抜ける県道の途中にある桜が素敵なとある泉。もう数年も前から気になってはいたんですけどね。わざわざ停車して撮ろうとは思わなかったわけです。というより、停車して撮るほどの風景があるとは思わなかったというのがホントのところ。今日、カエルさんのリクエストにお答えして河之内の奥の桜を偵察行く途中に横目で眺めながら、「帰りに時間が合えばちょっと寄ってみるのもアリかな?」という考えが頭の中を過ぎったのですが、ホントに立ち寄ることになろうとは・・・。ほら、こういうのって帰りにはスッカリ忘れてて、家に着いた頃に思い出すっていうのがセオリーじゃないですか(笑)
ハスラーを下車して泉を覗き込むふたり。空は薄く染まって、水面に夕暮れの色を微かに映しています。カエルさんはあいふぉんを片手に撮影モードに突入、ワタシも負けじと三脚にDP2を装着します。残念ながら、桜はもうすでに葉桜。残っている花は半分足らずほどでしょうか。しかし、泉には散り落ちた花びらとその中を優雅に泳ぐ錦鯉の姿が。PLフィルターの効き具合を調整しながら撮影するのって、いつ以来のことでしょう。水面のリフレクションを残しつつ錦鯉の鮮やかな色を浮かび上がらせたかったのですが、そんなに上手くはいかなかったですね。とはいえ、十分にフォトジェニックなロケーションだということがわかっただけでも大きな収穫です。来年はもっといいタイミングで訪れないと、ですね。